2023年度
4月

●育苗センターで水稲種子播種作業始まる 4月5日~
当JA管内では4月から水稲種子の播種作業が始まり、琴丘育苗センターでも、播種作業を開始しました。5日から21日までの計7日間にわたって作業が続き、「あきたこまち」約1万8400枚の播種が行われました。担当の作業員が専用の播種機を使って育苗箱に種もみを撒いていき、播種した育苗箱は出芽器へと移されました。出芽後には琴丘地区と山本地区にある育苗ハウスで徹底した栽培管理が行われます。こうして育った苗は、田植えシーズンが始まる5月上旬からお申込みをいただいた農家の方に順次引き渡されることになります。

●食農教育補助教材贈呈式 4月6日
当JAの檜森保雄組合長は、藤田良博三種町教育長のもとを訪れ、食農教育補助教材「農業とわたしたちのくらし」の目録を手渡しました。この補助教材は、JAバンク食農教育応援事業の一環として、子どもたちに食や農業への理解を深めてもらうため、管内7小学校の5年生を対象に毎年寄贈しています。檜森組合長は「子どもたちの食や農業に対する理解を深めるため、食農教育にお役立ていただきたい」と述べました。当JAは今後も食農教育に力を入れ、子どもたちの食と農業への関心を育むためのサポートに取り組みます。

● じゅんさいの集出荷がスタート 4月17日~
三種町特産のじゅんさいの収穫シーズンが到来し、当JAのじゅんさい流通加工施設でも集出荷が始まりました。部会員が出荷したじゅんさいは、JA担当職員が状態を確認して重さを量った後、丁寧に選別され、順次製品となります。昨年は虫害や圃場環境の悪化などの影響を受け、集荷量は21トンで4年連続の減少となりました。JA担当職員は「ここ数年でじゅんさいの集荷量は激減している。より生産者のニーズに合ったサポートを検討していかなければならない」と収量の回復を後押ししたい考えです。収穫は今年も6月をピークに8月まで続きます。