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管内栽培作物に関する情報をご紹介します

 当JAでは管内における農作物に関する営農情報を発信しております。ここでは病害虫の発生予測や注意報、栽培管理に関する最新の情報などをご紹介いたします。
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営農トピックス

【速報】イネヒメハモグリバエの発生に注意!!発生状況を確認し、被害初期に防除を!!
 5月に沿岸部で実施した巡回調査の結果から、全県的にイネヒメハモグリバエの発生量が多い傾向にあると予想されています。
 仙台管区気象台から5月18
日に発表された1か月予報によると、向こう1か月の気温が高いこともあり、今後イネヒメハモグリバエ(幼虫)による被害が急激に拡大したり、産卵数が増加する可能性があることから、管内でも注意が必要です。

1)発生状況の確認
① 産卵数はほ場間差が大きいため、よく観察して発生状況の把握に努めましょう。特に早植えや遅植えの圃場で産卵数が多くなる傾向があります。
② 卵は白色で長さ0.7mmの長楕円形、深植えや深水により水面に浮いた葉身の葉脈に沿って産み付けられます。
③ 幼虫は乳白色のウジでふ化後ただちに葉肉内に潜入し食害するため、発生が多い場合は葉が枯死していきます。

2)産卵数が多いほ場での防除対策
① 平均気温が15℃の場合、卵は7日前後でふ化するので、幼虫による食害が見え始めたらトレボン粉剤DLを10a当たり3kg散布、またはトレボン粒剤を10a当たり2~3kg水面施用するか、スミチオン乳剤2,500倍液とエルサン乳剤2,000倍液のどちらかを10a当たり100L散布しましょう。
② ただし、床土混和又は播種時覆土前~移植当日にスタウトパディート箱粒剤、ルーチンデュオ箱粒剤、ルーチンパンチ箱粒剤のいずれかを使用した場合や、播種時覆土前にファーストオリゼパディード粒剤、播種時覆土前~移植当日にヨーバル箱粒剤のいずれかを使用した場合、移植3日前~移植当日にデジタルミネクト箱粒剤、ブイゲットグランドオンコル粒剤、ブイゲットフェルテラ粒剤、プリンス粒剤、ルーチンアドスピノ箱粒剤、Dr.オリゼフェルテラ粒剤、ガードナーフロアブルのいずれかを使用した場合、あるいは、移植当日にグランドオンコル粒剤、ゼロカウント粒剤、パディート箱粒剤、フェルテラ箱粒剤のいずれかを使用した場合は、本種に有効なので、あらためて①の防除をする必要はありません。


出典:令和5年度農作物病害虫「防除対策情報第3号」(秋田県病害虫防除所) 

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 〒018-2503 秋田県山本郡八峰町峰浜字豊後長根74-2
 TEL:0185-76-3152 FAX:76-3928

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TEL:0185-85-2121 FAX:85-2020